東大阪市H様邸
思い出がたくさん詰まった、ファミリーギャラリーのある家。
左右非対称の切妻屋根に太陽光発電パネルを設置。
親御様が経営されていた工場の跡地に建てられたH様邸。敷地は元工場というだけあり、市街地ながらゆとりのある広さです。建物は左右対象ではない変形切妻スタイル。この形になったのは、太陽光発電パネルを傾斜がなだらかな方の屋根に載せることで理想的な角度で設置し、面積を広く取り発電効率を高めるためです。売電により費用がトータルでプラスになっているということで、「付けて良かった」というご感想をいただいています。
玄関の空間全体がファミリーギャラリー。
玄関をお邪魔すると、先ず目に飛び込んでくるのがご主人の名前が書かれた大きな垂れ幕。これは”だんじり祭り”の青年団を勇退した際に後輩たちからサプライズでプレゼントされたものだそうで、玄関の吹き抜けは、この垂れ幕を飾ることを想定して計画されたということです。 そしてもう一つ驚いたのは、玄関と隣接したシューズクロークの中。靴やスポーツの道具などが収納されているのが普通の光景ですが、そこにはなんとご家族の写真をはじめとする思い出の品々が飾られていました。近年、その便利さから日本の家によく計画されるシューズクロークですが、ギャラリーとしての使い方はまさに目から鱗でした。
大人数のパーティーもできる、LDK+二間続きの和室空間。
LDKはリビングの部分が吹抜けで外部の光が差し込む明るく開放的な空間。さらに二間続きの和室に続いているので、縦方向にも横方向にも拡がりが感じられます。二間続きの和室は子育て世代の4人家族にはいささか不似合いな印象も受けたのですが、親御様の要望でここにご親戚が集い、法事が執り行われると聞いて納得しました。この広々としたスペースは、友達家族を大勢呼んでのホームパーティーにも重宝しているのだそうです。
家づくりの過程で、ご夫婦がお悩みになられたのが内装の色。ご主人は白で統一されたインテリアがご希望でしたが、汚れが目立ちにくいからという奥様のご要望で建具はブラウンに。お風呂場は、逆にご主人の希望を採用し個性的な黒のバスユニットが納められました。
各部屋に光を届けるルーフテラス。
奥様のご要望の一つが、お嬢様がプール遊びできる広いバルコニーでした。その願いは、2階に中庭のようなレイアウトでルーフテラスを設けることで叶いました。この広々とした屋外スペースが、物干場としてだけではなく2階の各部屋や1階リビングに光を届け、また部屋同士を視覚的につなぐ役割も果たしています。
まるでギャラリーのように、ご家族の思い出が飾られたH様邸。これから、この家でも楽しい思い出がたくさん生まれ、ギャラリーがさらに充実していくことを願います。
H様より
担当の方には、絵を描いてわかりやすく説明してもらったり、無理も聞いてもらってとても感謝しています。ただ、まだ外構ができていない時点で入居することになり、かなり慌ただしかったです。もう少し時間のゆとりが正直欲しかったです。 太陽光発電は、トータルで費用がプラスになっているので、採用して良かったと思っています。
実例概要
- 【所在地】
- 大阪府東大阪市
- 【土地面積】
- 320.91m²
- 【延床面積】
- 149.38m²(45.20坪)
- 【構造】
- 木造2階建て
- 【建物本体工事費】
- 非公開
- 【建築】
- 平成24年6月竣工
- 【工期】
- 平成26年 7月~9月
- 【工事内容】
- 内装工事、上下水道配管工事、
ガス配管工事、電気配線工事
実例概要
- 【所在地】
- 大阪府東大阪市
- 【土地面積】
- 320.91m²
- 【延床面積】
- 149.38m²(45.20坪)
- 【構造】
- 木造2階建て
- 【建物本体工事費】
- 非公開
- 【建築】
- 平成24年6月竣工
- 【工期】
- 平成26年 7月~9月
- 【工事内容】
- 内装工事、上下水道配管工事、
ガス配管工事、電気配線工事