新築実例ギャラリー

ヨーロッパ調のエレガントさを演出するロートアイアン風エクステリアアイテム イメージ1

ヨーロッパ調のエレガントさを演出するロートアイアン風エクステリアアイテム イメージ2

レンガ風タイルと幅広い間口で豪華さを醸し出すG様邸の外観。中庭を挟んで左右に棟が分かれている印象の建物ですが、実際に完全分離型の2世帯住宅です。中庭を設けてコの字型の平面プランにすることで生活空間を分け合うとともに、どちらの生活空間にも上手く光と風を届ける設計です。

子世帯の玄関はシューズクローク付き

1階の夫婦の寝室は和洋折衷部屋

• LとDKを切り離し
  落ち着きのある暮らしに

  建物の東半分が子世帯の生活スペースです。1階がご夫婦の寝室とお子様の就寝ゾーン、2階がLDKと水廻り、さらにPH(ペントハウス)階にはお子様の勉強部屋があります。 2階にお邪魔して少し意外だったのが、リビングとダイニングキッチンの部屋が離れているということです。これについて理由を尋ねると、リビングはあくまでくつろぎたいので、動線にならないようDKとあえて分離したということでした。最近は空間を少しでも広く感じさせ、家族のコミュニケーションも取りやすいLDK一体型のプランが大勢を占めていますが、確かにリビングは独立していた方が落ち着きを得ることができます。また部屋が分かれている間取りは、豊かな西欧の住宅を彷彿とさせます。
  リビングが独立することで生まれたダイニングキッチン空間ですが、そこはまるでもう一つのリビングといってもよいほど優雅で開放的な雰囲気です。キッチンは使いやすそうなⅡ列型の対面キッチン。天井は屋根勾配の形を活かした吹抜けにより、見上げるほどの高さがあります。そして、その吹き抜け窓を通してPH階の勉強部屋とつながりを持たすことで、お子様とのコミュニケーション性に配慮。さらに、家事室も隣接し機能性も抜群です。このダイニングキッチンは家の中で北に位置するのですが、中庭の恩恵を受け日当りも風通しも良好です。自然の作用で湿気を調節する漆喰塗りの壁の効果もあり、とても気持ちのよい空間を実現していました。

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  パインの無垢フロアーが敷かれた独立型リビング

ダイニングキッチンの壁面はしっくい塗り

ダイニングキッチンは、中庭から差し込む光に包まれる開放的空間

家事室や子ども部屋とつながる設計

露天も楽しめるバススペース

PH(ペントハウス)階はお子様の勉強部屋　ダイニングに向けて窓が開いてるので、親子のコミュニケーションが図れる

• 中庭が潤いをもたらしている
  親御様世帯の暮らし

  建物の西半分には、ご両親がお住まいになられています。隣の子世帯のプランとは異なり、こちらは階段の上り下りが少なくてすむようLDKが1階に位置します。中にお邪魔すると、色合いも隣とは異なりダークな木質を基調とした重厚な雰囲気でまとめられていました。 プランに話を戻すと、やはり中庭の存在がこちらの親御様夫婦の暮らしにも潤いを与えていました。LDKから中庭に向かって窓開口を多くに取ることで、光や風、緑を豊かにとりこむ設計になっているのです。お父様は、中庭に緑をもっと増やしていきたいと、これからの暮らしの楽しみ方を語っておられました。

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  中庭からの光が吹き抜けを通して差し込む親世帯のLDK

ご両親のゲストルーム

PH階はフリースペース

• G様邸では、模型によって中庭からの光の入り方などを確認しプランを決めていったそうです。その甲斐あって、中庭を効果的に活かした快適な住まいが実現しました。そしてまた、2つの世帯双方が近くにいて安心で、しかも気を遣わずにすむ程よい距離をこの中庭が保っているようにも見えました。

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  計画時は模型で採光などを確認